ベトナム放浪記・・・1/3

前夜ホテルで申し込んだパフューム・パゴダへの日帰りツアーへGO!

この手のツアーとは基本的には距離を置いていたのだが、年越しを迎えたクルーザーの滞在が思いの外楽しかったことと、特に拘りの無いところではツアーの方が効率的かつ安いという非情緒的かつ現実的な理由により選択。

ツアーは総勢12名。
内訳はイギリスからの一人旅女性が2名、祖母・母・息子の謎のオーストラリア三世代家族、イスラエル人老夫婦、学生と思しき男女4人組の米国人、そして私という多国籍軍だ。

ところで今回の旅はやたらと欧米人と縁があった。

船で共に新年を迎えたのは私の他フランス人、スイス人、ドイツ人、イタリア人、アイルランド人、一言も話さなかったので国籍が分からないのだが東欧らしき言語を話していたカップル、といった具合である。

これは私にとってはかなり刺激的な経験であった。
本日のツアーと関係ないのでここでは詳細を省く。

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バスで2時間半かけてパフューム・パゴダの入口へ。
ここから川を手こぎボートで1時間程下り(上り?)第一のパゴダへと向かう。

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地理的には上座部仏教なのかと思っていたが、この中国式のパゴダは台湾にとても似ている上に一部の仏像は日本との共通点も多く、これは大乗仏教で間違いなかろう。
ガイドに確認するような語学力もないのでとりあえず大乗ということで流す。

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次いでケーブルカー(とベトナム人ガイドは言ってたけど、日本式に言えばロープウェイ)に乗り山頂へ、そこから少し下ってベトナム仏教で最も神聖らしい洞窟へと降りた。
ここにも仏像が祀られている。

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洞窟見学を終えると再び手漕ぎの船に乗り行きと同じく1時間かけてバス乗り場へ。

それから2時間走りハノイに戻ったのは18時半であった。

急いで夕食を済ませてから昨日のうちにチケットを購入していたタンロン水上人形劇へと向かう。

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いやぁ、正直あまり期待していなかったのだが、これが面白いのなんの!
感動すら覚えた。
満員の場内はクラシックのコンサートよろしく「ブラボー」の掛け声や指笛なども鳴り響き拍手喝采である。
見ておいて本当に良かった。

終演は21時。
ベトナム最後の夜であるが、夜遊びと無縁の私はカフェで瓶ビールを1本飲んで興奮を冷ませると、コンビニでビールを買い足してホテルへと向かった。