予報に騙されLSD

金曜日会社のパイセンと終電間際まで飲んでいた為に土曜日の釣りはお休み。

日曜こそ真鯛を釣りに行きたかったのだが、天気予報では雨。
夏の時期ならいざ知らず、こんな寒い季節に雨に打たれながら釣りをする気力など最早持ちあわせていない弱いボク。
早々に釣りは諦め、夕食は久々に実家に顔を出した。

翌朝一応3時半には目覚めたのだが、予報を確認するとやはり雨マークがついていた。
そんなわけで二度寝を決め込む。

8時過ぎに目覚めてみれば、雨降るどころか薄日射す空。
風もないし、これってむしろ真鯛釣り日和なんじゃねーの?

むむむ。

なんだかバイオリズムというか運気というか、何かが激しく低調である。
何もかもが上手くいかないような気がする。

気持ちが後ろを向いたときは、前を向いて走ることが薬になると私は知っている。

前日は普通に10km走ったので、今日は久し振りにLSD走をしてみようかと、ドリンク・ホルダーを腰につけて11時半に出発。

記録を紐解くとLSDは約1年振り。

うん、こりゃいいや。

ネットを見るとLSD自体賛否両極端、賛の中でも正しいやり方で多くの議論、また効果についても様々な議論、何が何だか訳がわからない。

そういう時は頭で考えても意味がないのだ。
心と身体の赴くに任せる。

そんなLSD、少なくとも久々に試した私にとっては良いことずくめである。
ゆっくり走るとフォームの確認になるし、どこに余計な力が入っているかもわかる。
呼吸が乱れないからいつもより長い時間走ることが出来る。
ipodをランダムモードにして「次は何かな?」とわくわくしながら走ると楽しい気分になってくるし、こんなにゆっくりと音楽を聴くのも考えてみれば相当に久し振りである。

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90分ぐらいのつもりで走り始めたが、信号の無い河川敷のサイクリングロードは快適で、結局2時間半近くも走ってしまった。凄く気持ち良くて楽しかった。

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しかし、良かったのはここまで。

曇天の下をクールダウンしながら帰宅中、私は身体の異変に気が付いた。
Tシャツを捲る。
するとシャツとの摩擦で右乳首が傷つき、なんと流血していた。
10km以上走るときはニップレス代わりの絆創膏を貼るようにしているのだが、うっかりと忘れてしまったのだ。

シャワーを浴びると強烈に滲みて猛烈に痛む。
「痛えええええええええええええええええええええええええええ!」

私は思わず震えながら絶叫した。

シャツと摩れて乳首から流血したことのある人間にしか絶対に理解できないであろう、地味ながら激しい痛みだ。
男の子の乳首だって相当に敏感なのだ。

日曜日の哀愁。