12月
故郷では雪が降る
背を向けエリをたてる
ここではからっ風が
容赦なくうちつける
痛さも感じない
うそも本当になる
何度でもくらってやる
よけ方知らないから
―「12月」bloodthirsty buchers
季節は巡り、時は終わる。
私の2016年は文字通り矢の如く終わろうとしている。
会社と仕事に忙殺、とまではいかないけれど、例年になく関わりが深く長くなったことは事実。
お陰で夏休みを漸く取得出来たのが10月最終週だったことも、矢の如しの一因だろう。
つまり、ついこの前夏休みだったのに、もう師走かよ、と。
季節は巡るが、時は過ぎ去るのみ。
「年」とか「月」といった人為的な区切りには実は何の意味もない。
義務は粛々淡々と遂行し、前だけ向いて歩くのみ。
2016年12月1日。