ブーツの手入れ

ごく稀にスニーカーを履くこともある。夏場の休みの日にはサンダル履きのことも多い。

しかし、私は季節を問わず、場所を問わず、目的を問わず、一年中ほぼブーツを履いている。

会社に行くにも、旅行の際も、プライベートで遊びに行くときも、冠婚葬祭の時でさえも。

それは拘りではない。
年中ブーツを履いていたら、ブーツ以外に履きたい靴が無くなっただけだ。

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天気が悪くて釣りに行けなかったある土曜日、私は久しぶりにブーツにオイルを塗った。

RED WINGにはRED WINGの純正ミンクオイルを、マーチンにはマーチンの純正ワックスを塗る。
これも拘りなどではなく、単に気分の問題である。
ちなみに手持ちのブーツはほぼこの二社に偏っている。

後列右から2番目のエンジニアブーツがこの中で最古参で、恐らくは15年以上の付き合い。二度目のヒール交換間近、皮も傷みまくりのボロボロだが、まだまだ現役で頑張ってもらいます。

ずぼらな性格ゆえに殆ど手入れをしないので、私のブーツ達の状態は概ね悪い。
しかしマーチンは労働者階級とパンクスの魂、レッドウイングは働く男のユニフォーム。
ボロボロ上等、むしろピカピカの方がカッコ悪いと思っている。

楽器や釣具に対するスタンスやアティテュードも概ね同一である。

愛情をもって使いきる。
それに尽きる。