Ten Years After

先月のネパール旅行の際に「保険」として持って行った花村萬月著「風に舞う」というバンド小説を会社の行き帰りの電車で読んでいたら、パワフル過ぎる演奏ゆえにステージでベース弦を切ってしまうベーシストの描写に遭遇した。

ん?

そういえば来日公演であまりに激しいベース・プレイを披露して弦を切ってしまったベーシストって実際にいたよね?

調べてみたら、それはTen Years Afterの1973年の来日公演でのレオ・ライオンズであった。

ES-335をマシンガン・ピッキングで弾きまくるアルヴィン・リーこそがTen Years Afterの象徴であるのは間違いないが、レオ・ライオンズも相当な才能である。

そしてwikipediaで調べてみたら、アルヴィン・リーが2013年に既に亡くなっていたことと、マイケル・シェンカー在籍時のUFOのプロデューサーがレオ・ライオンズであったことを初めて知ったのである。
比較的音楽は好きな方だと思っているが、それでも私はあまりにも無知なようだ。

ところで「10年後」というキーワードで本記事を続けると、というかここからが本題であるのだが、この度10年パスポートの期限切れに伴い10年ぶりに(当たり前だ)パスポートを更新した。

この10年間で私が出国/帰国したのは15回。
年平均1.5回という頻度は自分が思っていたよりもかなり少なくて軽く驚いたが、一般的には少なくないと言えるのかもしれない。

ちなみに15回の出(入)国スタンプに対し入(出)国スタンプはというと、
台湾7回
タイ4回
ドイツ3回
USA2回
カンボジアラオス、韓国が各1回
入出国スタンプがないけどフランスが2回

というところだ。

新しいパスポートはネパールから始まった。

この先の10年にどんな旅が待ち受けているのか、楽しみである。

Ten Years Afterに元気に総括できますように。


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