望郷・・・蒙古タンメン中本東池袋店

1週間程度海外に滞在しても和食が恋しくなるなどということはないが、ラーメンだけは別である。

帰国二日後。
カトマンズのダスティな空気に喉と鼻をやられ風邪をひいてしまった私は、ラーメンへの望郷の念と風邪と闘う栄養補給の二つの目的を持って池袋の赤い看板へ。

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蒙古卵麺、麺硬め。
東池袋では最近馬鹿の一つ覚え的にこのメニューに固執している。

味噌卵麺の蒙古麻婆がけというこのシンプルな一工夫、アイデアの勝利ともいうこのメニューは他店ではたまにお目見えする限定扱いなのだが、ここ東池袋ではレギュラーという嬉しさ。
目黒における冷し味噌卵麺のような存在だが、個人的嗜好ではこの蒙古卵麺の方が格上なのであります。

辛さと旨さの融合、コクの奥に何故だか仄かに感じる甘味。

自分のなかでは辛さの追及は終わりを迎えており、辛さと旨さの融合具合に主眼がある。

愛しの荒木屋に比べるとニンニク量が大幅に少ない点も平日のランチとしては実に好ましい。

当分この一杯を求めて東池袋詣でが続きそうな気がしないでもない。