タンメンしゃきしゃき新橋店

徒労に終わることがわかっていても、ただで負ける訳にはいかない戦いがある。

私は部下と共に汐留の某大手企業に乗り込んだ。

予想通りの、のらりくらりな対応。
非情緒的な企業の論理。
こいつはエリートという名の家畜である。

食い下がる。
気まずい沈黙も武器にする。

徒労であった。
しかし多少の譲歩は引き出したか?
まぁ所詮は家畜の戯言、口だけの可能性も大いにあり得るが。

午後3時、朝から何も食べていない。

私は汐留から程近いタンメンしゃきしゃき新橋店に向かった。
部下という名の後輩女子もついてきた。

やれやれ、これでは黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料はおあずけである。

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タンメンと餃子のセット、1000円也。

嗚呼、餃子があるのに何故ビールが無いのだ?
画竜点睛を欠きまくり、落ち着かない。

餃子といえばビールというのは至極当たり前の組み合わせである。
釣竿持っていったのにリールを忘れちゃった!ぐらいに致命的な欠落だ。

タンメンも餃子も旨かった。

しかし私に残ったのは充たされぬ想いだけであった。