年輪・・・米山(赤羽)

大宮在住のDDVセンパイと飲むときに最高の場所と言えば赤羽であろう。

何故ならば私の会社とDDV家の丁度中間ぐらいに位置するという物理的な好条件もさることながら、共に年輪を重ねた二人の男たちが静かに語り合うにうってつけの店もあるからである。

赤羽、米山。

店の侘まい、3代目マスターの侘まい、焼きもの担当のお母さんの侘まい、我々の重ねた年輪などまだまだなのだと思わせる説得力がこの店にはある。

伝統に甘んじるでもなく常に創意工夫をして新しいメニューも増え続ける米山は、何を食べても間違いないという安心感が、いや、いつでも何でも最高に旨いという感動があるのだが、やはり私が最も心震えるメニューは伝統的なこの二品だ。

イメージ 1



つくね。

イメージ 2



あっさり煮込み。


丁寧な仕込み、オリジナリティ、伝統の重み。
この二品にはこの店の本質が宿っている。

この日はチレとアブラがなかったけど、レバ、カシラ、ナンコツ、牛ハラミを焼いてもらい、他に水餃子とマカロニサラダを頂いた。
大満足。

会計を済ませた我々はもう少し飲んでから帰ろうと、近隣の大衆居酒屋「八起」へと向かった。我々向きの店名ではないか。

そこで軽く飲んだ後、またしても私は過ちを犯した。

つづく。