王将

我等がバンドのリーダー(通称:リーダー)と所用にて高円寺へ。

予定の時間より少し早く着いたので、とりあえずビールでも飲もうかと目についた王将へ入った。

そう言えば餃子の王将に来るのも久し振りである。

時はバブルの崩壊直後、大学を卒業してイヤイヤ就職した経済マフィア会社の暗黒の新入社員時代、仕事を終えて豚小屋のような独身寮に帰る道すがら、よく王将のお世話になったものである。

その暗黒期の全ての記憶を消し去りたい私が王将と疎遠になったのも自然な流れなのだが、まさか社長銃殺という私の暗黒時代など比較にもならないような闇をこの企業が抱えていたとは知る由もなかった。

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オーダーはチャーハン定食、生ビールを2杯。
可もなく不可もない安定の王将クオリティ。

アメトーークで王将芸人がOAされた後より、王将に行列が出来る光景を目にすることが珍しくなくなった。
これが私には不思議でならなかった。

王将とはあくまでも王将、可もなく不可もない絶妙の微妙な感じが魅力だと思うのだ。

何故並ぶ?

私が王将のメニューや王将に並ぶ人たちを割と冷めた目で見てしまうのは、もしかしたら私の経済マフィア会社時代の暗黒の記憶の影響もあるかもしれない。

私は未だ暗い過去の呪縛から解放されていないのだろうか?