選択の余地無し・・・8/28野毛屋

巨大迷走台風の接近に伴い波風ありそうな予報だけど、この日を逃すと遂に8月の釣行回数ゼロ回という漁師にあるまじき不名誉な記録を残してしまうこととなる私には「行かない」という選択肢は許されないのであった。

そして、釣りたい釣り物は色々とあれど、野毛屋の皆様にお渡ししなければならないブツを抱えていた私は、船宿の選択肢すら無かった。

故に、午前、アジ。
午後船は避難係留の為に出船中止の憂き目、結局8月唯一の釣りは半日釣りという中途半端な種目となりました。

とは言えここのところ安定的な爆釣が続いている野毛屋アジ船、親方からは顔を見るなり「今日は手練が揃ったから凄い釣果になりそうですよ」と太鼓判を押され、船長からも「ここのところ楽な釣りばっかさせてもらっててさ」と大楽観論を拝聴、私は出船を前にして脳内でアジの配布リストの作成を開始した。

全く余計な作業だった。

【釣果】
7時出船、11時15分沖揚がり
アジ15尾



【タックル】
ロッド:アルファ・タックル エアボーンスティック30T-200
リール:オシアカルカッタ301
ライン:PE2号


【本日の総括】
「昨日までは良かったのに…」とは船釣りあるあるの代表格ではあるが、よりによってこのタイミングで自分が、しかもアジ釣りで遭遇するなんて。
こういうのも巡り合わせ、自然を相手にしている以上は受け入れるしかないのだが。

思った以上に波風強くてラインマーカーか見えにくく、船も右に左にグラグラ翻弄されてタナ取り難易度が最上級。オマケにアジの活性も低いとくれば手の施しようがない。

前日はスソでも20尾を超えていたのに私の釣果は僅かに15尾。
しかし聞けば船中釣果は1~15尾とのこと。撃沈かと思ったけど、善戦だったようだ。

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クーラー寂しいなぁ。

しかし型にはそこそこ恵まれたのでおかずには充分。

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一番大きいのは29.5cmありました。

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タタキにしようかと思ったけど、20cmクラスのアジも全て豪快に5枚下ろしに。
いや~、これが本当に旨い。
脂ノリノリ、東京湾のアジは今が旬です。
まぁ一年中旨いと言えば旨いのだけど。

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大きいのは塩焼きで。
旨い!

残りは干物にして後日のお楽しみ。

約一ヶ月振りの釣りはタフコン、渋々ではあったけれど、やっぱり釣りは楽しいし、釣りたてのアジは旨いし、行って良かったなぁとしみじみ思うのでありました。

私を取り巻く環境も少しずつ落ち着いてきており、来月以降は通常運行に戻れそうな気配。
指を咥えて眺めていた真夏の釣りも、残暑のあるうちに取り戻しておきたい。