消去法・・・7/24中山丸

真鯛が釣れそうな潮じゃないし、さりとて他に食指が伸びるような釣りもない。まぁ、タイトル通り消去法の釣りもの選択である。

反応の上に船を止めるタチウオ釣りは個人的には小潮周り限定の種目で、尚且つ加齢と共にタチウオの過剰とも言える脂を胃が受け付けなくなってきた。

でも冬タチに比べれば脂のノリも控えめだし、釣れるタナも浅いから潮周りもそんなにシビアに考えなくても良いだろう。

私は超久し振りに川崎の船宿を訪ねた。

「・・・。」

片舷12人。
しかもエサとルアーの混成船。

この後訪れるであろうオマツリ地獄を想像して、出船を前に私は早くも暗い気持ちになった。

しかしその後我々が放り込まれた地獄は、想像を遥かに超える地獄だったのである。

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【釣果】
6時45分出船、14時沖揚がり
タチウオ19本


【タックル】
ロッド:TENRYU OCEANIA OC581B-4
リール:SHIMANO スコーピオン1501XT
ライン:PE1号、リーダー:フロロ5号、先糸フロロ12号


【本日の総括】
最近の主戦場第二海堡周辺の35~40mから開始するも反応はまばらな上に底ベッタリ。魚はルアーに見向きもせず、エサ釣りはたまに型を見るもルアーは大苦戦。
私はなんとか2本掛けたが1本は水面バラシ、なんとか1本キープしたのみ。

若い船長は金谷沖への移動を決断、ここで小さいながらも固まった反応を見つけたのだがなんと指示タナは120mである。
完全に冬タチ、それも末期の水深じゃないですか!
ルアー・ウェイトは150g以上が推奨されたけど私は夏タチ用に80gを中心に用意していたので、150gのジグはタックルケースに1本のみ。

更に黒潮分流が入り込み、タイドグラフでは下げ潮が流れる時間なのに金谷沖は上潮気味で潮型が悪い。

貴重な150gのジグをロストしないように細心の注意を払いつつ、オマツリ地獄との格闘。
そしてタナは最深で130m、最も浮いた時でも90mまで。とにかく心身ともに疲れました。

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ドラゴンは混じらなかったけど、19本の釣果は状況を考えれば上出来。

しかし久々に食べたタチウオはやはりタチウオでなければ味わえないものでとても美味しく感じた。
状況と条件の良い時に再戦…しようかな?