復活・・・BASSO江戸川橋
開店直後に長期休業に陥った迷走する名店BASSO江戸川橋が唐突に復活した。
まるでトルストイの小説のようだ。
中華そば、煮干しそば、つけそばという大まかな3ラインのうち唯一未食のつけそばを求めて入店。
特製つけそば1000円也。
この他にスープ投入用の細かく切ったチャーシューが別皿で提供されるこだわりよう。
盛りの美しさもあって上品な印象。
麺をつけ汁にどっぷりとくぐらせて一口。
塩辛い!
そういえばここの煮干しそば、味が塩っぱ過ぎて辟易した記憶があるが、つけそばの塩辛さは遥かにそれを上回る。
魚介系と動物系が合わさったような濃厚な出汁も確かに感じるが、とにかく舌は塩分に支配されてしまって麻痺状態だ。
これは耐えられない。
全部残して店を出ようかとも思ったけど、冷静に考えてみたら塩辛すぎる味付け以外は完璧なのである。
私は粋でいなせな江戸っ子スタイルよろしく、そばの先っちょだけつけ汁にくぐらるスタイルで完食した。
スープ割りが出来るかどうかを確認することなく、何倍も水をお代わりしてから店を出た。
再訪の機会あらば味薄めコールは必須だ。
出汁が効いたスープ程、塩分は少な目がいいと私は思うのだが…。