日曜日・・・らーめん潤

絶不調であることは百も承知だが、私は真鯛を狙うことに決めていた。

しかし土曜日もノーヒットで終わったことにより頼みのキャプテンの心が折れた模様で、野毛屋真鯛船は当面の間の休船を発表したのである。

ラーメン二郎はラーメンではなく二郎という食べ物だ、とよく耳に致しますが、タイラバは釣りの一種目ではなくタイラバという生き様だ、と私は思うのであります。
つまり二郎を食べたくなった時に他のラーメンで代替的に欲求を充たすことが不可能であるように、タイラバで真鯛に挑もうと決めた時には他の釣りで代替的に欲求を充たすことは不可能なのである。

一応4時には起きてみたものの私に行きたい釣りはなく、私は早朝から洗濯と包丁研ぎに精を出した。

10時前に腹が減ったので家を出る。
あの店は10時から開いている。

とやってきたのは蒲田のらーめん潤。

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ビールを飲みながらのんびりと着丼を待つ。付け合わせとして供されるチャーシューの端肉が旨い。

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ちなみにこの陰惨極まりない付け合わせわ某店の…いや、やめておきましょう。
しかしホスピタリティという概念を本当に理解していたら、こんなの出せないよな。

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オーダーはつけ麺大盛、麺硬め、玉ねぎ多め。
極太麺と煮干し出汁の背脂スープが奏でるハーモニーに酔い痴れる。

炭水化物の過剰摂取であることは間違いないが、食べ終わるのが名残惜しくなるような旨い麺だ。

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一麺入魂。
その言葉に偽りはない。

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こちら魂の欠片も入っていない付け合わせ。
いや、もうやめておきます。