限定・・・蒙古タンメン中本東池袋店

恒例の自己研鑽のついでに蒙古タンメン中本へ。

この日の狙いは東池袋店では初のお目見えとなる限定メニュー。

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海老味噌北極、麺硬め。
着丼までの待ち時間を有意義なものとする為に、黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料もつけたことは会社には内緒である。

1030円という超強気のプライス、しかし強気のプライスとは反比例するかのように薄くスライスした卵を2枚横に並べてぱっと見卵が丸ごと入っているかのように見せかける中本式セコ盛りはこの価格であっても健在である。

私は思うのだが、白根誠という人は勿論ラーメンが好きであり、中国料理中本を愛しているのだろうが、おそらくラーメンや先代の店以上にお金が好きなんだろうと思う。
ひとことで言えば職人である以上に商売人であるということだ。

お金が好きなこと自体は罪ではない。
セコいことも格好悪いだけであって別に悪ではない。
商売人が職人より劣る訳でもない。
実際私も値段が高いと思いながらも対価を払う価値を感じているからこそ、こうして足繁く通っているわけである。私は蒙古タンメン中本のメニューを概ねとても気に入っている。

しかしながら、どうしても馴染めない、どうしても腑に落ちない、どうしても理解出来ない何かがあることもまた間違えのない事実である。

いずれにせよ、そんなモヤモヤを抱えながらも今後も通うのだろうけど。

さて、海老味噌北極は海老の風味が強すぎる気もしたけど、それぐらい主張がないと北極スープに負けてしまうだろうし、辛さレベル10とデフォの北極よりも位置づけのメニューながら海老の風味によって辛さはかなりマイルドになっている印象。

総じて満足度の高い一杯でありました。

「旨ければ何でもいい」と私は思わないけれど、旨いことはひとつの正義である。