成人式

春分の日はお彼岸の中日な訳で、私は年老いた両親を連れて祖父母の墓参に。

同時にこの日は母親の誕生日でもあり、折角なので私は実家で夕食を摂ることにした。

ちなみに更に遡ること三日前は、実家の猫さんの20回目の誕生日であった。

昨年7月突如左目から出血、そのまま寝たきり状態となりみるみる衰弱、高齢でもあることだし病院にも連れて行かず、家族皆で静かに見送ることを覚悟したのだが、3週間後に突如復活した不思議な猫さん。

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彼は私のことを美味しい魚運搬係と見なしているようなところがある。


この日は当然魚のお裾分けはなく、サービスは悪かった。

実家の定番料理である餃子を啄みながらビールを飲んでいると、何やら視線を感じた。

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食卓の対面に、物欲しそうな猫さんが座っていた。

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見つめていた。