電動デビュー…1/31庄治郎丸

2016釣行記 #釣り
最早私はルアー・アングラーではない。
いや、最早という表現はおかしい。
とっくの昔にルアー・アングラーではなくなっていたのである。

何の抵抗もなくコマセを捲き、こっそりとロッドキーパーも所有している私が電動デビューを果たすことは時間の問題ではあったのだが、昨年末に突如サンタクロースが出現したことにより予定が早まった。

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さて、昨年末から始まったカマスである。
イマイチ盛り上がりに欠ける状況ではあるが、短期決戦につき様子をみていたら終了してしまう可能性もある。

突撃あるのみ。

ここのところ引っ掛け釣りが有利とのことだが、昨年手巻き引っ掛け釣りをやってみて、釣趣の欠片もないその釣法に全く面白味を見出せなかったので、いけるところまで餌釣りでいってみた。

しかしカマス、餌釣りだと非常にテクニカルで面白い。
アタリは多種多様。
“コココン！”という小気味の良いアタリ、
“ツンツン”というついばむようなアタリ、
食いあげてくるようなアタリ、
竿先がもたれるようなアタリ。

小気味の良いアタリは即アワセで掛かる事が多かったけど、その他のアタリは即アワセだとほぼスカだった。
アワセのタイミングはアタリの出方によって変わるのかもしれない。
結局アタリの1/3も針に掛けられず、カワハギ釣りにのめりこんでいった頃を思い出した。

どこかで読んだ「カマス釣りは深場のカワハギ釣り」という例えは、確かに合っていたようだ。

ああでもない、こうでもないと悩みながら釣りを続けていたので今日はやけに時間が早く過ぎた。
あっという間に沖上がりを迎えた感じ。
かなり集中していたのだろう。
もう一度やりたい、というよりも明日もやりたいと思いながら、私は道具を片付けた。

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【釣果】
7時出船、14時沖揚がり
 
 
【タックル】
ロッド：アルファ・タックル エアボーンスティック60F-200
リール：DAIWA シーボーグ300J-L
ライン：PE3号
 
【本日の総括】 
船中釣果は2～16本。
やはり今日も引っ掛け有利だったそうだが、餌釣りの面白さに開眼した私は釣果など二の次であった。アタリの半分以上を掛けられなかった今日の釣りを振り返れば、スキルアップすれば２倍、３倍と釣れそうな気もする。

とは言え食べて美味しい魚、食べる為に釣ることも重要な訳で、餌釣りで全く歯が立たない状況になれば引っ掛けも交えて旬のカマスを確保することも大事なのだと思う。

そうそう、この日庄治郎丸ではルアー・サワラ船もスポット出船していて結構盛り上がったようだ。
東京湾では巻き網漁船に一網打尽にされて地団太踏む思いをしたこのターゲットもチャレンジしたいところ。

潮が濁ればキンメやスミヤキも浮いてきてスロージギングで狙えるし、ここから先暫くは相模湾が熱くなりそうだ。