台湾放浪記・・・10/24

4時に起き、飛行機と台湾新幹線を乗り継いで長距離移動し、更に台南の町を都合18000歩程歩き、流石に疲れたのか電池切れの如くブラックアウト。

起きたのは5時半。

私はシャワーを浴び、身支度を整えると早朝の町に繰り出した。

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台南の定番朝食、サバヒー粥。

このちょっとクセのある養殖淡水魚を豪快に乗せたお粥がしみじみと旨い。

いや、サバヒー粥に限らず台南のグルメはしみじみと旨いものが多い。
しみじみ食えば、しみじみと。
まるで八代亜紀の世界である。

そして早朝の町を暫く散歩してからホテルに戻ると、今度はホテルの朝食バイキング(という和製英語は困りものですね)をしっかりと。

台南に宿泊するとこのように必然的に朝食は2回になる。

荷造りを済ませて早くも台南の町とはお別れ。
10:30発の急行に乗り、南回りで東海岸に向かう。

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13:49、相変わらず正確な台湾国鉄はダイヤ通りに台東に到着した。

ガイドブックを見ても台東は殆ど素通り状態、そんな訳でタクシーに乗ってホテルにチェックインをしてからツーリストインフォーメーションで地図とガイドブックを入手、更にネットを駆使して色々と調べると、町自体はとても小さいのだが見所は郊外に点在している事がわかった。

失敗した。
1泊では全く足りない。

出国2日前の天気予報から豪雨が避けられないと判断して、急遽予定を組み直したフレキシビリティーに自らを褒めたい気持ちが少しばかりあったのだが、計画性の無さが同時に露呈してしまったようだ。

仕方がない。
賽は投げられたのだ。

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魯肉飯と麻辣麺で腹拵え。
台南の小吃気分で2品頼んだらどちらもガッツリで腹パンパン。
しかもこれで80元。円安極悪レートでも300円弱の恐るべき安さだ。

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廃止となった旧台東駅

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高台の寺院からの哀愁風景。

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歩き疲れてビール休憩。

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規模の小さな哀愁夜市。

初めて来た町だというのに、なんとなく懐かしさを覚える。

台湾の原風景とでも言うべき通奏低音的な景色が、確かに私の中に根付いているようだ。


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