10.01の呪縛・・・天下一品神楽坂店

10月1日は天下一品の日だというので、会社帰りに蒲田の天下一品に立ち寄ると、いつもガラガラの店に目測30人を余裕で超える大行列が形成されていた。

この乞食共め!

そんなに並んでまで無料券など欲しくはねえやと踵を返し、私は自宅でワインを飲みながら侘しい夕食を摂った。

しかし天下一品の吸引力には抗い難いものがある。
つまり天下一品を食べたいと思ったら、天下一品以外のラーメンで代替的にその欲求を充たすことは不可能なのだ。

この唯一無二感はラーメン二郎蒙古タンメン中本と似ている。
味のベクトルはそれぞれが全く異なるのだけれど。

そんな訳で天下一品への飢餓感に苛まれていたある日、昼過ぎのアポの現場に向かう前に飯田橋で途中下車して天下一品神楽坂店へ。
ここはアトラス系でも天一商事系でもない京都北白川本店の直営店。

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オーダーはチャーハン定食、こってり、麺硬め、味玉トッピング。

これこれ!
これですよ!これ!

ラーメンライスなどという炭水化物に炭水化物を重ねる頭の悪そうなメニューなど決して認めないが、天下一品のこってりスープとチャーハンの奇蹟のマリアージュの前では私はあまりにも無力なのである。

本当はここに黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料もつけると鉄壁のトライアングルが完成するのだが、この後割りと気を使う現場だったので自粛してしまった気弱なボク。

そんな訳でまだ飢餓感は完全には刈り取りきれていないのである。