冷し味噌やさい…蒙古タンメン中本東池袋店

所用で護国寺まで出掛けたついでに昼食も済ませてしまおうと東池袋まで足を伸ばす。

勿論行き先は赤い看板だ。

蒙古タンメン中本目黒店の冷し味噌やさいの凄まじい旨さに完全にやられてしまってから、私の心は冷し味噌やさいに奪われっぱなしである。
愛する蒲田荒木屋の冷し味噌野菜をもってしても、目黒の冷し味噌やさいには敵わないことを痛感、今私はあちらこちらの赤い看板で冷やし味噌やさいの食べ比べをしたい欲求に囚われている。

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こちらが東池袋店における冷し味噌やさい、麺硬め。
やはり目黒の絶妙な茹で加減とキンキンに冷やした〆具合の麺とは相当の差がある。
チェーン故に全く同じ麺を使用しているのにも関わらず、茹で加減と〆具合で全く別物と言えるほどに印象は異なる。

旨い。
勿論旨い。

発汗を補う為に会社には内緒で黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料を飲みながら着丼を待っていたこともあり、麺を待ちながら飲む黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料はラーメンの味を更に引き立たせ、これはこれで非常に旨い一杯である。

しかし、目黒のアレを知ってしまうと、満足感と同時に物足りなさも感じてしまうのも人間の強欲さの現れと言えよう。

一体私は何処へ向かっているのだろう?

大汗をかきながら店を出て、灼熱の池袋の街を彷徨う。

行き先など知ったことか。

逃れられない自分自身を誠実に生きる。
誤魔化すことの出来ない自分自身で突き進む。

私に出来ること、私のすべきことはタダソレダケである。