邪道の終焉・・・たかちゃんらーめん(江戸川橋)
店内に額装された巨匠・山岸一雄直筆の「王道」の色紙が最早笑えない冗談と化している程に邪の道を突き進む江戸川橋大勝軒が何の前触れもなく突如閉店した。
私の生活に不可欠な要素ではないものの、あの苦笑するしかない感じの絶妙なB級感は代替不能なものであり、私の生活を彩る一要素ではあった。
江戸川橋大勝軒のバソカレーを食べようと思ったある日に私は江戸川橋大勝軒の消滅を知った。
代替不能な料理を失ったからといって昼食自体を失う訳にもいかない。
仕方なく江戸川橋のたかちゃんらーめんへ。
夏期限定の冷し台湾まぜそば。
なんかぼんやりとした不安のような味でありました。
台湾まぜそばは冷しじゃない方が旨い。
もしかしたら喪失感が味覚の敏感さを奪っただけかもしれないが。