最高に旨いという訳ではないのに、妙に後をひくカレーだ。
そういえば最高とは思えないのに、妙に気になる音楽や小説もある。
感性とは論理で説明出来ない部分が多々あるものだと諦めるしかない。
さて、有楽町の
バラック的な立ち食いそば店の新角、ここのカレーが頭から離れない。
特別旨いわけではない。しかし私の中の何かしら大事なものを間違いなく刺激したのだ。
生卵のトッピングをつけてみた。
うん。
旨い。
慣れ親しんだ店でもないのに懐かしさを感じるこの味は、私のDNAに刷り込まれた根元的なものなのかもしれない。
これが
ソウルフードというものなのだろうか?