バリ島放浪記・・・4日目

一昨日デポジットを払ってチャーターした運転手は約束通りに現れた。

とりあえず賭けには勝ったようだ。

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棚田を見に行く。
なんとも言えない哀愁がある。

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ヒンズー寺院を見に行く。
地元民の真摯な信仰心に神をもたない私も感じ入るものがある。


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キンタマーニ高原へ。
生憎と雲がかかり火山の全容は見えない。

その後雨が降り始めたのでランチに出掛ける。
私が食事を終えるのを車で待とうとする運転手を強引に誘い一緒に昼飯を喰らう。
チャーターした運転手に昼食を振る舞うことは私のささやかな作法なのだ。

経験的に言ってガイドブックには決して書かれていない興味深いことは、昼食を共にする運転手から学ぶ事が多い。
この日もやはり面白い話が聞けた。



バリコーヒーを飲みに行く。

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ジャコウネコの糞から採取されるコーヒー豆で淹れるウンコーヒーが最上級とのことだ。

確かにノーマルなコーヒーと飲み比べるとウンコーヒーの方が旨い。
私にスカトロ嗜好があるわけではなく、要はジャコウネコは美味しい豆のみを選んで食べるし、固い殻に守られた豆の中身は消化されずに排出されるので、最上級の豆が必然的に揃うらしい。

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象の洞窟を見に行く。

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洞窟の内部にはカンボジアでもさんざん見た男根が三本も鎮座していた。

そんなこんなでツアーは終了した。

あとは街に繰り出し酒と飯を喰らうのみである。

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今日は夕食後にジャンゲールという比較的歴史の浅い伝統芸能を鑑賞した。

楽団は7人と小編成、歌いながら踊るダンサーも小人数、しかも笛とユニゾンでソロをとるケロンパ似のやや年のいったメインシンガーの声がフラットしまくりでユニゾンというよりは気持ちの悪いハモりのようになってて興醒め、その後に繰り広げられた寸劇がどうやら中心のようで、宗教色より娯楽色が強い印象だ。
まあ言葉がわからないからあくまで推測なのだが。

ケチャの迫力、ガムランのトランス感を体験した後だといささか物足りないのは否めない。

とは言え何事も経験である。

折り返しは過ぎたけど、もう少し旅は続く。