台中放浪記

台湾出張、1日延泊してフリータイムを頂く。
仕事だけして帰ってくるのではあまりにも勿体無い。
 
前日ホテルに戻ったのがAM3時頃と遅くなってしまい起きたら10時過ぎ。
あまり遠出も出来ない時間になってしまったので何の予備知識もないまま台湾第三の都市台中へ行ってみることにした。
 
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旅のロマン、駅弁を買い込み新幹線に揺られること1時間。そして在来線に乗り換えて…。
 
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ミニチュア東京駅丸の内口のような台中駅、それもそのはず日本統治時代に建てられた駅舎がいまでもそのまま使われているそうですよ。
 
ツーリスト・インフォーメーションで地図と無料のガイドブックを貰うも、街中に見るべきモノなど何もないことを知る。
そんじゃ台湾の地方都市の空気を身体で感じるために街を歩いてみますか。
 
肌寒い台北とは気候がまるでことなりちょっと歩くと汗が吹き出る。パーカー脱いでTシャツ一丁、ここは完全に南国ですね。
 
まずはてくてく20分ぐらい歩いて孔子廟へ向かう。
 
「…。」
なんと休館日であった。
 
更にそこから徒歩で30分弱のところにある宝覚寺へ行ってみる。通称「鼻くそ大仏」と呼ばれる30m級の台湾で二番目に大きな大仏があるというのだが…。
 
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なんすか、これ?
 
どうも私は台中と相性が悪いようだ。
 
その後もあてもなく散策を続けるも見所ゼロ。
最近は旅から計画性を排除することを目的としているフシもあるのだが、あまりにも無計画だと単に時間を無駄にするだけに終わることもあるという典型のような一日であった。
 
せめて台中グルメだけでも味わおうと地元の老舗「阿水獅豬脚大王」へ行き、一番人気のメニュー猪脚麺線をいただく。
 
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猪脚とは豚足のこと。柔らかく煮込まれており味が奥の奥まで染みていて最高に旨い。
麺線は汁無しスタイルでまるでそうめんのようだ。
台湾ビールも勿論つけて歩き疲れて乾いた喉を潤した。
 
この豚足からもハッカクの香りがしたので苦手な日本人も多いということになろうが、台湾グルメは私を裏切らない。
 
短期集中で台湾を訪問しまくったので、来年は他の国を中心に旅するとしようかな。