台湾放浪記・・・3日目

台南の主な見所は粗方見てしまったので今日は高雄遠征。

電車に乗る前にまずはサバヒー粥を。
や、さっきホテルで朝食バイキングを食べたばかりだけど、食べないわけにはいかないのだ。

イメージ 1


うむ。やはり前日ホテルで食べたニシンそばのような魚の粥はまったくもってサバヒーではなかった。

塩味の鯉コクのような味という感じか?大型淡水魚らしい味であるが、臭みは少なく脂が適度にのっていて結構旨い。

ご当地料理は最高である。

イメージ 2


台南駅から特急自強号に揺られること30分、台湾第二の都市、高雄到着。

道幅が広く、整然とした大都会、こんなとこを歩いても特に面白くないので地下鉄とフェリーを乗り継いで旗津半島へ。

イメージ 3


海水浴場には座礁した大型船がそのままオブジェのように放置されていた。楽しげに泳ぐ子供たちとのコントラストがシュールで忘れられぬ光景に。

イメージ 4

砲台からの眺め。

イメージ 5


灯台からの眺め。

猥雑な台南の街にいささか食傷気味になっていたので良い転換になりました。

イメージ 6

ランチは汁無し牛肉麺。重みのある太麺がぎっしり、甘い味付けの牛肉もたっぷりでかなり旨い!煮付けた肉や炒めた野菜などは総じて甘いのだが全体の味付けはかなり淡白、汁物はダシ重視、これは私の嗜好とは合致しており非常に好ましいのであった。

日本統治時代に運河として開拓された愛河などを散歩しつつ台南へ戻る。

夕食は路面店にて牛肉湯。

イメージ 7


あっさりとしただし汁で煮込まれた薄切りの牛肉を生姜の千切りが入った甘酸っぱいタレにつけて白米と共に食べる。旨い。異常に旨い。
日本語も英語もまるで話せないご主人とのジェスチャートークも和んだけど、会計の時にに下手くそな中国語で「ハオチィー」と言ったら、強面のご主人が満面の笑みで「シェイシェイ」と返してくれた。

なんか台南とは旅行者として通りすぎるのでなく、ある程度ドップリと浸からないと本当の良さがわからない場所なのかも知れない。