家なき子14・・・蒙古タンメン中本目黒店

俗に生活習慣病と呼ばれる(個人的には昔の呼称であった成人病の方が余程好ましいのだが)持病を二つも持つ私はあらゆる意味でもちすぎ君だなぁなどと自虐的に思ったりもするのだが、とにかく月に一度の病院通いは欠かせないのである。

「いかがですか?」
「特に変わりありません。」
「では血圧測りますね。」
「・・・。」

まるで茶番劇のように毎月繰り返される30秒診断に対し毎月1400円も払うのが馬鹿馬鹿しくもあり腹立たしくもあるが、処方薬を貰うためには避けられない儀式である以上は諦めざるを得ない。

幸い数値は正常値であったのだが、余計に腹立たしく思わないでもない。


病院も薬局も空いており申告した出社予定時刻までかなり余裕があったので少し回り道をして目黒の赤い看板を目指した。

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オーダーは北極ラーメン、麺硬め。
平日の朝っぱらではあるが、黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料中瓶もつけてしまったのは反射を装った確信犯。

外に秋風が吹き始めると中の冷房は弱まる。
そのお陰で冷房がガンガン効いた真夏に食べるよりも発汗量が多くなるというパラドックス

北極ラーメンは私にとって冷やし中華的な夏の風物詩メニューなのだ。
これからは冷し五目蒙古タンメンと冷し味噌ラーメンの季節となる。