家なき子11…蒙古タンメン中本品川店

夜更かしも夜遊びも嫌いなこの私が、朝5時に帰宅という愚行を犯してしまった。
しかし時には何時になろうとも飲んだり遊んだり話をすることが大切なこともある。
たまたまこの金曜日がそういう日だったということだ。
後悔も反省もないし、この日を仮にやり直せと神から命じられれば全く同じことをするだろう。
 
翌土曜日は昼前まで寝てしまったのは止む終えまい。
当然釣りにも行けなかったがこれもまた仕方がない。
 
少しぐらいは休みらしいことをしたい。
 
蒲田に蒙古タンメン中本さえあれば物事はもっとシンプルに解決するのだが、死んだ子の年をいつまで数えていたって先には進めないので品川の赤い看板を目指した。
 
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オーダーは五目味噌タンメン、辛さアップ、麺硬め。
卓上の一味を追加投入したことが致命傷となり凄まじい発汗量となってしまった。
見た目には只の敗残者と化してしまったものの、品川のゴモミは味も盛りの良さも非常に素晴らしいことを再確認したのであった。
 
もし私がホームを失うことがなければ、品川のゴモミを食べることなどなかったのかもしれない。
 
何かを失うことは同時に何かを得ることであり、逆に何かを得ることによって同時に何かを失っているのである。
人生はいつだってプラスとマイナスで出来ている。物事の悪い面ばかり見ても全く無意味なのだ。