家なき子・・・蒙古タンメン中本目黒店

終戦記念日、会社は休みだが墓参の為に釣りはお休み。
 
こういう時にこそホームである蒙古タンメン中本蒲田店で腹拵えをしてから墓参りに行きたいところなのに、何故か蒲田に最早中本は存在しないのであった。
 
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蒙古タンメン中本蒲田店長は、蒲田店をオープンさせる前は目黒店の店長だったそうだ。
 
私は失われた味を求めて目黒まで遠征したのであった。
たかがラーメンとは言えマルセル・プルースト的様相を帯びてきた。
 
賢明な中本ファンならご存知の通り、中本には仕込み料理と都度調理の2種類がある訳だが、蒲田店の幻影を追っていた私は都度調理の五目味噌タンメンを迷わずチョイス。
 イメージ 1
 
 
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美味しいゴモミではあったが、蒲田店のそれの盛りの豪快さにはまるで及ばないのであった。
 
死んだ子の年を数えても仕方がない。
私の人生も残り時間が限られているのだから、前だけを向いて突き進まねばならない。
 
盛りが多少おとなしかろうが、家から多少遠くなろうが、美味しいラーメンが食べられることは幸福なことなのだ。