インドネシア旅行記・・・3日目

旅のハイライト、ボロブドゥール遺跡。

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仏教遺跡なのにその相貌はまるでピラミッドのよう。

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ストゥーパ(仏頭)の一つ一つに仏像が入っている。
人大杉で若干辟易するも、圧倒的な遺跡であった。

こんな巨大な遺跡が1000年もの永きに亘り泥の下で眠っていたなんてまさに詠時感~時へのロマンである。
ヒート・オブ・ザ・モーメントだ。

夜はラーマーヤナ舞踏観賞。

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これがシルクドソレイユと中国雑技団と歌舞伎を合わせたかのような一大スペクタクル!
演奏も長唄よろしく録音ではない生のガムランである。
しかも90分ノンストップのロバート・フリップもビックリのプログレッシブ!
不思議なリズムと旋律、そして物語の内容に添って時折変わる緩急自在のBPM
旅愁が否応無く高まる。

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愛と、欲望と、暴力と、猜疑心。
人間のカルマと儚さを感じる素晴らしい舞台であった。
カンボジアで観た観光客相手の学芸会レベルのアプサラダンスとは雲泥の差の完成度。

未見の歌舞伎も近々観ねばなるまい。

相変わらず1軒を除きどこでビールを飲んでも高くて腹立たしいが、こうなったら開き直ってジャパンマネーの恐ろしさでビールを飲みまくってやろう。

現地に金を落とすことも観光客の義務である。

喜んでビールを飲ませて頂きましょう。