2014年初坊主…1/11庄治郎丸
そもそもの問題は庄治郎丸の駐車場は庄三郎丸の前を通らなければ行けないということにある。
駐車場係のオジサンに挨拶され、オバちゃん従業員に挨拶される。
…。
スイマセン、スイマセン、今日はお隣の宿なんです。
スイマセン、本当にスイマセン!
私の遠慮が私のタックルに伝わり、全ての魚たちは私のルアーを無視した。
跳ねたサワラの目の前にミノーが着水し、顔が綻んだのにかすりもしない。
鳥山でサバが入れ食いになった時間帯も何故か俺のジグは見向きもされない。
たかがサバなのに!
東沖でサワラのボイルに遭遇してキャストを繰り返していた時に、リールのドラグ調整が一切効かなくなった。
締めても締まらず、緩めても緩まない。
何だ、コレ?
後半戦は深場の青モノ狙いでジギング。
良型ワラサが活発に釣れ上がるも、俺にはアタリすらもない。
95mダチを攻めている時に根掛かりした。
マグロ用にナイロン100lbリーダーを5mも付けていたので、引っ張ってもリーダーが緩衝剤となりルアーが外れない。
席に昇って思い切り引っ張るも、ナイロンの伸び代はタップリあって外れやしない。
潮流れと釣座の関係性からそうこうしているうちにラインが船底に擦れボロボロになり、そして切れた。
4号のPEだって切れる時には切れるのだ。
温和な私だって時には切れるように…。
【釣果】
7時出船、13時45分沖揚がり
7時出船、13時45分沖揚がり
【タックル】
<キャスティング>
<キャスティング>
<ジギング>
ロッド:Abu Garcia SALTY STAGE KR-X SJS-57/210
リール:SHIMANO TWIN POWER SW8000HG
ライン:PE4号、リーダー:ナイロン100lb
ライン:PE4号、リーダー:ナイロン100lb
【本日の総括】
相性が悪い。
相性が悪い。
こればかりはどうしようもない。
船釣りにおいては、不思議と相性が作用することが多いとは我が経験則である。
庄治郎丸は誰が何と言おうとも良い船宿だ。
スタッフは皆感じが良く、料金設定は良心的であり、常連客は気さくな方が多いようで話しかけられることがしばしば、なによりチャキチャキしていて小さなことに拘らなそうな性格にみえる若女将は私の好みのタイプである。
しかしね~。
サワラ/ワラサ/カンパチを狙いながらもサバすら釣れない完膚無き敗北を喫したこの日の釣行、帰り道に愛車のブレーキと電気系統に異常があることを示す警告灯が点灯した。
最悪な釣りをした上に最悪なことが重なり、もう目茶苦茶である。
悪夢のような一日から数日が経過して私の心が揺れているのは、相性が悪いから封印するのか、相性の悪さを払拭する為にまた行くか、それを決められないからであろう。