2013年大晦日

早いものであと数時間で2013年も終わる。
 
身近な人や大切な人との別れと言う辛いことが多かった半面、釣りに旅行にとプライベートは大変に充実した一年であった。
 
人生が基本的に悲劇的なのは、大半の物事はコントロール出来ないことに起因する。
選べない事や避けられない事は、どれほど酷いことであっても受け入れるしかないのだ。
 
そういう意味では自らの力の及ぶ範囲において充実して楽しくて幸せだった2013年は、非常に良い年であったと思うべきであろう。
 
そう、良い年であった。
 
例え傍目には悲惨に見えても、自分自身の絶対の中では幸福だったのだ。
 
 
さて、本記事をもって今年のブログ納めとしたい。
今年も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
 
最近手抜き記事が増える一方で何の為に続けているのか分からなくなることもしばしばですが、釣りの中に含まれる物語を抽出して文章にすることは自分にとってとても意義のあることのように思います。
といっても物語すらない最低な釣りをやることも、物語を上手く抽出出来ない己の未熟さもあって、満足のいく内容な記事はなかなか書けませんが、来年も足掻いていこうと思います。
 
引き続きお付き合いの程宜しくお願い致します。
 
 
一年の締めくくりに、記憶に残る三大釣行を上げて今年を振り返りましょう。
 
【第三位】
人生初の本鰹(8/3 平塚庄三郎丸22号船)
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カツオ/マグロのエサ釣り船のミヨシをルアーに開放しているということで、元ルアーマンの矜持を思い出しジギングでカツオとマグロ狙い。
マグロはノーヒットに終わったものの初戦から運良く良型本鰹をキャッチ!
ヒット後に縦横無尽に走り回る弾丸ファイターぶりにも驚いたけど、もっと驚いたのはその食味。
元々カツオはあまり好きではないので期待していなかったのだが、しっかりと血抜きして氷締めにして持ち帰ったカツオは臭みなど全くなくモチモチとした食感で非常に美味であった。
 
 
 
【第二位】
人生初のキハダマグロ(8/10 平塚庄三郎23号船)
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カツオマグロ狙い2戦目にして本命を釣ってしまった。
沖揚がり5分前にエビングでヒット。しかしファイト方法の無知、タックルとの対話不足からやりとりに30分も掛けてしまい、また長すぎるファイトから最後腹をサメにガッツリ食われてご覧の姿で上がってきた。検量では22kg。完全体ならどれくらいだったのだろう?
来シーズンは万端の準備でスマートに獲りたいところ。
今年一番のド派手な釣りだけど、釣ったというより釣れちゃったという感じの方が強いため2位止まりですな。
 
 
 
【第一位】
タイラバ進化論
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釣行の記憶というよりは、釣法全般で第一位。
(写真は7/20野毛屋第二忠丸で仕留めた2.3kgと3.9kg。)
今まではタイラバの打率は2割5分~3割程度、釣れなくても仕方が無いという割り切りで挑んでいたのだが、遊動式タイラバを使うようになってからを勝率がグンとアップ!
野毛屋第二忠丸には11回乗船して5勝6敗という勝率は微増ながらも負け越しに終わったけれど、東京湾タイラバのパイオニア、トレードウインズには8回乗船して7勝1敗という俺にしては驚異的な結果を残した。
勝率の割にはデカいのはあまり釣っていなくて写真の3.9kgが今年の最大サイズだが、来年のノッコミが今から楽しみで楽しみで仕方が無い。
 
 
【番外編・その1】
アジ釣りに開眼!
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ルアー・キャスティングから釣りにのめり込んだ為にコマセ釣りと電動リールが苦手というか嫌いだったのだが、常宿の野毛屋が半日アジを始めたことから何の気無しにやってみたら、見事にはまってしまいました。魚屋で売ってる(しかも安い)魚をわざわざ釣ってどうするんだと思っていたけど、湾奥のキンキラキンの金アジは魚屋では買えない絶品。釣りも上手な方との埋めがたい差を何度も見せつけられ意外な奥深さも感じられ、間違いなく一生の趣味になるだろうと確信した。
来年も釣りまくるつもりだ。
 
 
【番外編・その2】
アジア一人旅ブーム
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1/1~6 カンボジア
5/1~4 台湾
9/26~29 タイ
12/15~22 ラオス、タイ、台湾
ちょっと遊びすぎたかな?
 
長きに亘って自分自身を無意識のうちに抑圧していたことに気付き、抑圧からの解放がなされたら今までの反動が出てしまった、そんな感じの旅行具合であった。
 
こんなペースで旅に出ることはもう無いのでないかと思うが、来年もそこそこには楽しみたい。
 
 
それではみなさん、良いお年を!