永年勤続休暇アジアツアー【最終日】

そりゃ~成田に着いたら、(羽田でもいいけど)ホッとしますよ。
 
航空力学が分からない俺には飛行機というのはある意味でいまだに未知の乗物であり、浮く理屈はなんとなく分かるけれど墜ちない理由はよく分からないから何回乗っても緊張する。
 
外国の事情もよく分からないから、海外を放浪すると日常から切り離された解放感からリラックスしながらも、やはり分からない事が多い故にそれなりに緊張する。
 
ましてや一人旅、飛行機が墜ちようと、トラブルに撒きこまれようと、あくまで一人である。
 
 
でもね。
 
その緊張感こそが旅のスパイスであり、醍醐味だ。
 
帰ってきた時から次の旅が始まる。
 
次は何処にいこうかな?
 
 
ところで、根無し草旅行をする身にはロスト・バゲッジ程恐ろしいものは無いし、預けた荷物を待つ時間も惜しい。
 
そんな訳で、何処へ行くにもリュックor小型バックパックに荷物を纏め、機内持ち込みだけで完結するのが我がスタイルである。
 
ホテルでランドリー・サービスを頼むのを前提に着替えも最小限ではあるが、現地で買い物をすれば荷物は増える。
 
そういう時に旅ならではの対処法を今回学んだのは、用が済んだガイドブックを捨てること。
 
ついでに持ってきた本も読み終えたら捨ててしまう。
 
実生活において読み返す本は少なく、ガイドブックは情報だから最新のものにしか価値はない。
 
捨てろ、捨てろ、捨てろ!
 
また読みたくなったらその小説を買えばいいし、また行きたくなったらその国のガイドブックを買えばいいのだ。
 
ちなみ台北市の地理と今回自分が行きたい場所がある程度固まっていたので台湾のガイドブックはそもそも持って行かなかったのだが、それも間違いの一つではありましたな。
 
以上。
 
【今回の旅で捨てた本】
金城一紀「SPEED」
花村萬月百万遍 青の時代(上)」
花村萬月百万遍 青の時代(下)」
村上龍「歌うクジラ(上)」
 
 
 
 
 
SEE YOU NEXT TIME