永年勤続休暇アジアツアー【二日目】

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『こんなオモチャみたいな飛行機がちゃんと飛ぶのだろうか?』

バンコクルアンパバーン行きのバンコクエアウェイズ機を間近に見て私は死を覚悟した。

しかし飛行機は定時に離陸し定時に着陸した。

勿論落ちなかったばかりでなく、2時間のフライトなのに比較的マトモな機内食が供され、おまけにキャビンアテンダントは物凄く可愛かった。

ルアンパバーン国際空港は、バンコクエアウェイズの飛行機以上にふざけた空港だった。

かつて面喰らったショボショボ国際空港のカンボジアシェムリアップ国際空港
の方が遥かに立派である。

そのくせ手癖は悪いようで、空港の両替屋で随分とぼったくられた。
こちらもレートを事前に調べていなかった上に、国際空港の両替所ということで安心しきっていたのだ。

巧妙に騙されるならまだしも、超基本的な手口でやられてしまったのは不覚だが、最近旅慣れし過ぎて緊張感が不足していたのは否めない。

いい薬と思って切り替えよう。


さて、その国を知るには先ずビールというのが基本だ。

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ビアー・ラオ。

甘味が強くてなかなか旨いビールだ。

ビールの次はメシでしょ!

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ラオス料理の基本らしいラープ。

肉や魚の(ミンチorスライス)にレモンとライム汁、香草を混ぜて炒めたスパイシーな料理。これをカオ・ニャオというもち米を竹で編んだ蒸籠に入れて蒸したものと一緒に頂く。

タイでもカンボジアでも、レストランの食事は「普通に旨い」か「めちゃめちゃ旨い」の二種類しかないのだが、初めてのラオス料理はハッキリ言って微妙でした。

香草効かせ過ぎ、汁気が無くてパサついたラープに水分の少ないもち米の組み合わせは、見た目も食感もなんとなく侘びしい。

ホテルのフロントのニイチャンに教えてもらったレストランが欧米人が行列を作るほどの大混雑だったので諦め、近隣のガラガラの店に入ったのが悪かったのかもしれないが。


人生初のラオス、初日は軽く先制パンチを浴びる格好となった。

明日以降キッチリ回収して楽しみ尽くしてやるとしよう。