北の国から(第三話)・・・留萌「ひさや食堂」

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留萌の老舗ラーメン店、ひさや。
旅行客などにおもねらない、正に地元密着型の留萌市民のソウル・フードだ。

オーダーは塩もやしラーメン。

北海道なら何でも味噌というのは旅行者の幻想で、この店では塩と醤油の方が人気なのだそうだ。

まずはスープを一口。
うん。優しいながらも昆布なのか魚介なのか動物系なのか、複雑な出汁の味をしっかりと感じる味、旨い!

ここの麺も札幌系の黄色い縮れ麺とは異なるタイプ。
絶妙の茹で加減で旨い!

蘊蓄まみれとなってきたラーメン界が最近では煩わしく感じられる事が多くなり、二郎系か中本か天一あたりのプリミティブラーメンしか食べなくなって久しいが、こういう地元密着型のホッとする味のラーメンって非常に好ましいのであった。

朝から降り続いていた涙雨は、昼から雪に変わった。

最終便で東京に戻るまでの間、短い旅は続く。