竹岡の洗礼…10/14羽田かみや

朝寝坊が得意な地元の友人(仮にA君)と釣りに行く時は、基本的に単独釣行と同じ気持ちで臨んでいる。
彼が本当に来るのか来ないのかは、蓋を開けるまで神様にだってわからないのだ。
 
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6時を過ぎ、6時15分を迎え、これは今日も来ないかもしれないぞと思い始めた6時30分頃、彼は羽田かみやの桟橋にやってきた。
しかし仕掛けを持ってくるのは忘れたそうだ。
 
私は特に尋ねなかったのだが、実際のところ今日も寝坊したのかもしれない。
 
でも、結果論的には今日は寝坊した方が正解だった可能性が高い。
 
竹岡沖のカワハギさんのご機嫌はすこぶる悪く、極端にアタリの少ない一日だったからだ。
おまけにカワハギのアタリダナは終日ベタ底付近であり、宙釣りしか出来ない俺には試練の一日であった。
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【釣果】
7時30分出船、14時45分沖揚がり
カワハギ8枚
(外道:トラギス、カサゴ、サバフグ)
 
【タックル】
ロッド:DAIWA極鋭カワハギ1454AIR
リール:SHIMANOステファーノ201
ライン:PE1号
 
【本日の総括】 
唯一の良かった点はリリースサイズが混じらなかったこと。
 
竹岡沖で良型中心に8枚も持ち帰ることが出来たなら、それは決して悲観する状況ではないのだ。
 
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肝の生育具合にはかなり個体差があったが、それでも十分な肝の確保には成功。
5枚卸しにした身に玉酒につけた肝を載せてバーナーで炙ると、背徳的な旨さのおつまみの完成。
 
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外道で釣れた厄介者のサバフグは、ムニエルにするとホクホクで激ウマ!
腐ってもフグ、この食感は他の魚では有り得ない。
 
私は徹頭徹尾「数釣り」というものに興味はないのだが、カワハギをやり込むとついつい釣果に意識が向かいがちである。
 
8枚に終わってどんよりしていた自分自身を戒めなければなるまい。