肛門拷問・・・蒙古タンメン中本蒲田店

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台風接近に伴い凄まじい豪雨降りしきる中休日出勤。
社畜の哀しみ大爆発である。

行きたくねー。
行きたくねー。
しかし行かないわけにはいかぬ。
社畜の哀愁大炸裂である。

豪雨のせいで傘では雨を防ぎきれず、荷物を入れていた紙袋の底が破れた。
社畜の哀愁ここに極まれり。


おぞましい仕事を終えて外に出ると、昼下がりの街は朝方の豪雨が嘘のように晴れ間が出ていた。

俺の心と天気がシンクロしているようだった。

スカッとした食事でも摂ってから帰ろう。

蒲田駅で途中下車、幾つかの候補を絞り込んで訪れたのは蒙古タンメン中本だ。

北極野菜に瓶ビールの食券を購入。
何やらサービスタイムだとかでトッピングか麺大盛りが無料だそうで、ゆで玉子をつけてもらう。

さてさて、初めて食べた北極野菜、北極ラーメンは茹でたもやしのトッピングが良い箸休めの役割を果たしてくれてスイスイ食べ進める事ができるのだが、北極野菜は炒めた野菜と豚バラ肉が猛烈スープに完全に浸った状態の為に絶え間無く激辛の猛攻が続く手強い相手であった。
なかなか減らない丼の中身に業を煮やし、中本では御法度の麺をすする愚行まで犯して激しくむせる始末。
こいつは危険だ!

全身汗だく、体力消耗、拷問を受けた哀れな捕虜のように、グッタリして店を出た。
辛いもの食べると何で疲れるんだろう?

その夜のこと。

猛暑も去りすっかり過ごしやすくなってきたここ最近、それでも夏の名残で全裸、窓全開、タオルケット不要!なんて状態で寝ていたら、猛烈な下腹部の痛みで目が覚めた。

まずい!
典型的な寝冷えである!

お腹はグルグル鳴っている。
慌ててトイレに駆け込むと、

イテテテテテテテテテテテ!
イテエエエエエエエーーーーーーーーーーーー!

腹も痛いが肛門はもっと痛い。

肛門拷問。

俺は涙を流し、痛みに悶絶しながら季節の変わり目特有の寝冷えの危険性と、中本のブルータルな破壊力にうち震え、ひたすらに赤黒い液体を排泄し続けたのだった。