ソウル・フード・・・みよしの狸小路店

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札幌市内中心にチェーン展開するチープな味とプライスの餃子とカレーの店「みよしの」。

貧乏な札幌パンクス達の露命を繋いできた、ある意味で本物のソウル・フードである。

餃子6個とカレーにミニサラダまでついたみよしのセット470円。
ビール中瓶400円。
安い!いや、安過ぎる!!

薄皮のチープな味の餃子はまるで家庭の餃子のようなホッとする味。
厚いモチモチとした皮の餃子よりも薄皮でパリッとした餃子を好む個人的嗜好とも相性良く最高である。

蕎麦で言うならかけ、パスタでいうならペペロンチーノ、ろくすっぽ具が入っていないけれどもじっくりと煮込まれたカレーはもはや家庭料理以下の悲惨さ、しかし他者の追随を許さない究極の哀愁があってこれもまた最高である。

こんなチープな食堂でビールを頼むと普通ならスーパードライの350ml缶がでてくるところだが、きっちりとサッポロクラシックの中瓶が出てくるあたり流石は北海道、もうこれ以上望むものなど何もないね!

北海道に来ると札幌ラーメンやら魚介類(特にエゾバフンウニ!)やらジンギスカンやら派手な料理ばかりを狙いがちだが、たまにはこのような底辺に脈々と受け継がれるソウル・フードを堪能するのも乙なものである。