首の皮一枚…6/8野毛屋

やあ、みんな!
僕、もちすぎ君だよ!
違う違う、もちづき君じゃないよ、それは平塚のイケメン船長じゃないか!
僕はとにかく持っていて、嫌味になる寸前ぐらいまで絶妙に持ち過ぎているタイプのイケメンなのさ!
だからこそ「もちすぎ君」って呼ばれているんだけどね、ははは!
 
そんなもちすぎ君、去年までは打率3割ぐらいだった東京湾タイラバ戦線において、なんと三連勝中なんだよ!しかも三回中二回は船中唯一の真鯛を仕留めたもちっぷり、自分でも自分の持ち過ぎ具合が時々恐ろしくなっちゃうよ。
 
さて、そんなもちすぎ君、気がつけば常宿の金沢八景野毛屋で3月に3㎏の真鯛を釣り上げた今シーズン開幕戦以降は2回連続ボウズを食らい、それ以降足が遠のいていることに気が付いたんだ。
なんと5月は一度も行っていないよ。
 
もちすぎ君のもちすぎパワーでキャプテン勇治に元気を注入しないとね!でもあれ以上元気を注入したら周りのお客さんたちはたまったもんじゃないかな?ははは!
 
最近好調な釣果が続いていたもんだからゲンキンな客どもがわんさか押しかけ21人乗船という難民船状態に陥った第二忠丸。
まったく、釣果の浮き沈みに一喜一憂しすぎなんだよ、お前らは!
でもよく考えてみればもちすぎ君自身そんなゲンキンな客の一人なんだけどね、ははは!
 
10人並んだ左舷のど真ん中がこの日のもちすぎ君の戦闘席、不利な釣座だけどもってる男にはそれぐらいのハンデが丁度いいかもね!だって潮先なんか陣取っちゃったら東京湾真鯛が絶滅するぐらい釣りかねないからね、ははは!
 
“ゴンゴンゴン!”
クラゲまみれの第三海保北側で、いきなり本命をヒットさせたもちすぎ君。
いや~、相変わらずのもちっぷりだな!
 
中乗りエストシ君(仮名)がタモ取りしてくれたのは500g程の小型真鯛
タイラバで釣るのが最も難しいとされるサイズなんだけど、もってる男は関係なく釣り上げちゃう。
本当は遊動式タイラバのメリットによるところが大きいんだけどね、ははは!
 
まずは挨拶代わりの1枚、じゃあこれからは大型目指して頑張りますか!って感じだったんだけど、あれあれあれあれ・・・???????
 イメージ 1
 
【釣果】
7時15分出船、16時沖揚がり
真鯛1枚(500g)

【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号

【本日の総括】 
上げ潮になってから大根の東の航路脇70mダチに移動して、大型がポツポツあがり始めた。
大型こそタイラバ有利!のはずだったんだけどなぁ~
 
朝一の1枚を釣った後は外道を含めてアタリなし!
 
とてもじゃないが「もちすぎ」と言える状況ではなくなってしまった。
 
沖あがり後帰港までの道すがら「あんな小さい真鯛いじめるから大人の真鯛に嫌われたんじゃないの~?」とキャプテン勇治にからかわれる始末、ホント、釣れないまでもアタリすらなかったのは何でだろ?
 

イメージ 2

一般に「塩焼きサイズ」と呼ばれる小型真鯛、確かに塩焼きでも美味しいのだけれどあまりに芸がなので個人的には丸ごとアクアパッツァにするのが好き。
しかしこの日地元スーパーではアクアパッツァに欠かせないアサリが売り切れていたので、クレイジーソルトとクレイジーペッパーをふんだんに使い、香草焼き風のポワレにしてみた。
 
これは白ワインと相性の良い旨い1品に仕上がった。
 
小型を美味しく食べるのもアングラーならではの特権だけど、そろそろ持て余す程の良型が欲しいところ。
遅れてきたノッコミが本格化している今が大型のチャンス!早々にリベンジせねばなるまい。