もちすぎ君の企み・・・神楽坂メトロ

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やあ、みんな!
僕、もちすぎ君だよ!
とにかく持ち過ぎている男なので、人は僕のことを「もちすぎ君」と呼ぶのさ。

さて、仕事の山場を越えたので、早退して早い時間からもつやき屋で一杯やろうかと企んでいたんだけど、夕方会社の後輩から「今夜飲みに行きませんか?」ってお誘いメールが届いたんだよ。
もちすぎ君は持ってるから、一緒に飲みたいって人は多いんだ!
もしかしたらたかられてるだけなのかもしれないけどね、ハハハ!

待ち合わせは19時半なんだけど、一刻も早く飲みたくて6時過ぎには現場近くに到着しちゃったもちすぎ君。
もつやき屋で一人0次回を開催しようって魂胆さ!持ってる男は考えることが違うよね!

ところが大誤算、まだ6時半にもなっていないのに店は満席!もちすぎ君は入店を断られてしまったんだ!
まったく、世の中はろくでもない人間どもで溢れかえってるよな。こんな時間から飲んでないで仕事しろよ、仕事を!
あ、人のこと言えた義理じゃないか、ハハハ!

他のもつやき屋を求めて街をさすらうも、探してる時に限って見つからないのがもつやき屋なのさ!

段々と待ち合わせの時間が迫ってきたので、もちすぎ君はもつやき屋を諦めて、昔ながらのカレー屋さんに入ることにしたんだ。

え?
何故飲む前にわざわざカレー屋に入ったのかって?

それは先にお腹を満たして、悪酔いするのを防ごうというもちすぎ君ならではの持ち過ぎた企みだったのさ!
相手は大酒飲み、相手が早いと負けじとピッチが上がってしまうのが持ってる男の宿命なんだ。
本当はそんな理由は後付けで、不意に嗅いだカレーの匂いに誘われてフラフラ店に入っただけなんだけどね、ハハハ!

半熟の目玉焼きが乗ったノスタルジー系カレー、とても美味しく頂いたよ!
カレーは本格的なカレーも家庭的なカレーも等しく楽しめる優れた料理だともちすぎ君は思うんだな。
ついでにカレー南蛮蕎麦やカレーうどんカップヌードルカレー味なんかも捨てがたい魅力があるよね。


さて、しっかりと悪酔い予防策を施したもちすぎ君だっけど、調子にのってワインのボトルを3本も空けてしまったんだ。
そんだけ飲んだらウコン100粒のんでも焼け石に水、もちすぎ君は持ち過ぎた男からめいてい君へ、さらにはでいすい君、しまいにはめいわく君に成り下がってしまったんだ。

帰り道はちどりあし君。
翌朝目覚めりゃふつかよい君。
会社に着いたらじこけんお君。

どうやら僕が持っていたのは只の幻想だったようだ。

そんな訳で自分自身でも扱いに困っていたこの変なキャラ設定は、本日をもって終了!
もちすぎ君は消滅するよ!

じゃあみんな、元気でね!