ロックとラーメン・・・ラーメン二郎環七新代田店

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今は亡き「なんでんかんでん」のインパクトで、ラーメン激戦区のイメージのある新代田だが、この地に今を遡ること4年前ライブハウス「FEVER」がオープンしてからというもの、俺にとって新代田とはロックな街である。

仕事帰りにライブを観に来たフライデーナイト、参戦前にラーメン二郎環七新代田店へ立ち寄り腹拵え。

ロックを聴く前にはロックなメシがよく似合う。

小豚と鰹節の食券を買い、更に現金払いでプレミアムモルツの缶を購入。
奥の空席に釣座を構えて着丼を待つ。

券売機の上のラジカセからは大音量でゲイリー・ムーアが聴こえてくる。
あ、この曲タイトル何だっけ?フィル・リノット(最近はライノットと読むようだが、リアルタイムでは皆リノットと呼んでいた。似たような事例ではKISSのエース・フレイリーはエース・フューレーの方がしっくりくるし、クイーズライクよりはクイーズライチだ。そう言えばビリー・シーンも出始めはシーハンだったけど、これは早々に訂正された為かシーンの方がしっくりくる。閑話休題)とのシン・リジィ以来の共演曲だ!

などとノスタルジーに浸っていたら不意に助手さんにトッピングを聞かれた。

「ニンニク少しと野菜!」と元気にロックにコール。

縮れ気味のゴワゴワ麺は短くて、レンゲ無しでもすすりやすく好印象。
小麦の詰まった美味しい麺である。

豚は二郎としてはかなり小さいものの、味は非常に良い。

もやしオンリーの野菜もシャキシャキ食感でグッド(o^-')b !

問題は液体アブラ多めの非乳化スープなのだが、これがダシの味があまり感じられず、更に液体アブラが凶悪なので悪い後味が尾を引く。
個人的には好みとは言い難い方向性だ。

しかし、考えてみれば最近の三田本店のスープもアブラ凶悪でダシの味が感じられないことが多いな。

実は最近の三田本店の方向性を最も引き継いでいる味なのかもしれない。

FEVERでライブを観る時に再訪するとしよう。