相模湾アマダイ最終戦…3/17庄三郎丸

「世界を拡げよう宣言」をして手持ちタックルで狙える未知の魚を狙うべく始めたLTアマダイ。
 
繊細な釣趣、そして大型の比類なき旨さ、さらに美味しい外道も充実。
ルアー・マンだった頃の矜持などとうに忘れ去り、“魚屋や飲み屋では味わえない極上のターゲットを獲りに行く”ことが釣りの主眼となりつつある哀しき中年アングラーの俺がはまる要素は多かったようで、毎週せっせと平塚に通い釣りスタイルの確立に努めてきたのではあるが、遂にお別れの時が来てしまったようだ。
 
浅場では水垢、深場では濁り潮、小さなオキアミ1匹つけただけの針で海底の魚を狙う潔いこの釣りが、成立しなくなってきたのである。

 
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イケメン船長からも諦念ムードが漂っていた。
定時まで攻めずに沖揚がりとなったのもこの日が初めてだった。
 
そして帰宅してHPを見ると、この日をもってアマダイ船が終了となった事を知ったのだった。
 
小型3尾という冴えない釣果に終わったが、最後の最後までやりきったという充足感もあった。
 
そしてツラツラと数えると実に今シーズン14回もアマダイ釣りをやってそのうち12回が実にここ庄三郎丸、そのうち9回イケメン船長操船の22号線に乗っていたのだ。
 
ありがとう、第22庄三郎丸、ありがとう、イケメン船長。
 
名残惜しいけどまた来シーズンお世話になります!

 
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【釣果】
6時50分出船、13時45分沖揚がり
アマダイ3尾(外道:カサゴ、トラギス、サクラダイ、ガンゾウビラメ)
 
【タックル】
ロッド:alpha tackle AIRBORN STICK30T-200
リール:SHIMANO SCORPION XT 1501-7
ライン:PE1号、オモリ:40号
 
【本日の総括】
一番大きいのは外道のカサゴ
 

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うりゃあ!
 

 
でもこの良型カサゴ、刺身で食ったら旨かった。
俺はカサゴ釣りはやったことがなく、真鯛の外道で釣れたのことがたまにあるぐらいなのだが、このカサゴ食べたらカサゴ観が大きく変わった。
 
アマダイを終了した22号船はこの後イワシ泳がせで良型のカサゴのみを狙う一風変わった釣りをやるらしいが、それはやってみたいような気がする。
 
そしてシーズン最後のアマダイは香草を使わない香草焼き(面倒なのでクレイジー・ペッパーという調味料を使用)で頂いたのだがこれも期待を上回る旨さ!
 
また晩秋にこの魚と再会出来ることを楽しみに、これからは春の釣りと夏の釣りを目一杯楽しんで行こう!
 
釣りを通じて季節の移り変わりを体感できることも釣り人の特権なのだから。

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