増船詐欺…11/25平塚・庄三郎丸

本当は某船にTKB43予選をエントリーしていたこの日、しかしキャンセル者続出で大会催行最低人数を割り込みあえなく中止となってしまった。
 
なんだかなー。
 
連休最終日のこの日、前日気分の悪くなるような釣りをしたことだし、楽しい釣りをして翌日から始まる退屈なオーディナリー・ライフに備えたいところだ。
 
何か良い釣りものはないかとネットを駆使して探していると、30人乗せた難民船で前週ホロ苦いデビューを果たしたばかりの平塚庄三郎丸のLTアマダイ船が、「船が余っているので2隻出し、連休最終日は空いているので是非お越しください!」なんて甘いことが(アマダイだけにね!)書いてある。
 
こりゃリベンジに行くしかねえ!
 
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「・・・。」
わかるかな?わっかんねーだろうなぁ~。
 
俺の陣取った左舷、18人も乗ってるよwww!!!
 
後から知ったことだがアオリイカに団体客が来てアマダイの2隻目としてスタンバイしてた船を回してしまったらしい。
そりゃそういう事情があるなら仕方ないとは思うが、こりゃあんまりだよ!
俺の釣座には散水ポンプのホースもなく、竿休め設置する穴もない、釣座と釣座の間の惨めなスペース。
 
おいおいおい、昨日の今日でこの仕打ちじゃ笑えないぜ!
 
「魚はもう少し深い方が沢山いるんですけどね、今日はこの水深メインでやります。」とイケメン船長がアナウンス、50m程の浅場で小型の数釣りの様相だ。
 
釣座間隔は1mもなく、仕掛けの長さは2m。
 
いくら浅場と言ったって、そりゃ~オマツリはしまくる訳ですよ。
 
しかしテンションが下がって俺のタックルから殺気が消えたのが良かったのか?
 
持参した6組の仕掛けを度重なるオマツリで全て失い10分早く仕舞ったというのに、船中釣果はボウズ多発の0~10尾だというのに、俺は9尾のアマダイを釣ってしまったのだった。
 
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【釣果】
7時出船、14時30分沖揚がり
アマダイ9尾(外道:カナガシラ、イトヨリ、トラギス)
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、オモリ:40号
 
【本日の総括】
激しく萎えていたのに、何でこんなに釣れちゃうの???
本当に釣りって不思議だ。
 
2日続けて精神衛生上は宜しくないのに結果だけが伴う不思議な釣りとなった。
 
しかし数が釣れたとは言え30センチを超える獲物は1尾もなく、俺は9尾中6尾を実家に置いてきた。
 
疲れて面倒だったこともあり、定番の酒蒸しをレンジで作ったら魚大爆発、見事に失敗してしまった。
そんな訳でメインはイトヨリの刺身。
この魚は見た目も綺麗だし、味も上品で非常に良い。
 
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釣り自体は今一つ面白みに欠けるのだが、特にこの日は軽さを優先してティップ部分がグラス・チューブラーのタイラバ用ロッドを使った為にアタリを取りづらく、苦肉の策でフグのタイム釣りのように細かく誘って聞き合わせるような釣りで通したのだが、ゆっくり聞き上げている時にアタリが来て合わせて掛ける感じで6尾釣れた。
理由はわからないが、手が合っていたのだろう。
 
そんなオートマティック感のある釣りながら、釣って旨い魚が色々釣れるというのはやはり釣り人の特権に溢れた魅力ある釣りだと言える。
 
そして周りが殆ど電動リール使っている中で、必死に手巻きで挑む姿はロックだ。
 
次は良型目指して頑張ろう。
 
そういう気分になっている。