朝食・・・ラーメン二郎三田本店

世間では風邪だとかマイコプラズマ肺炎だとかが流行っているようで、さぞかし混雑しているだろうと覚悟を決めて出掛けた病院の待合室には誰もいなかった。

流行とは無縁に生きている私だが、どうやら我が町そのものが流行から取り残されているようだ。

診察はものの1分で終わり、次いで行った調剤薬局もいつもは大挙して薬を待っている老人達の姿は無く、あっという間に用事は済んでしまったのであった。

フレックスを利用し遅めの出社を申請していたこの日。
急ぎの仕事も無いし、折角だから旨いメシを食ってから会社に行こうと田町で途中下車、秋本番を迎えた三田の町を歩いて黄色い看板を目指した。

9時半頃の到着で並びは3人。
空席が目立つことも珍しくない時間帯だが、涼しくなるとジロリアンの活性も上がるのだろう。

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小ラーメン、麺硬め、野菜、ニンニク少な目。

硬めコールした割にはデロデロの麺、ほぼ乳化していない澄んだ激ライトスープ、パサパサしてジューシーさの欠片もない豚、完膚なきまでのハズレくじを引いたようだ。
湯きりの適当な麺は、スープがライトだと妙に水っぽく感じられてむしろ小麦の味や香りが引き立たないという不思議、絶妙なバランスというのはどうやって成立しているのかよく分からない。

しかし最近妙に安定していた感のある三田本店、このブレこそが一期一会感を演出するスパイスでもあるわけで、むしろオイシイと思わなければ損である。

次こそアタリを引きますように。

店を出た瞬間に次回のことを考えてしまうこの中毒性。
他ではあり得ない二郎ならではの魔力と言えるだろう。