替玉地獄･･･博多長浜屋台やまちゃん銀座店

福岡に出張に行った際には、そのロケーションが便利なので結構な頻度で利用していた「やまちゃん」。

 

俺の愛するストロング・スタイルの博多ラーメン「八ちゃんラーメン」とは異なりオーソドックスな味で、わざわざ訪問しようとまでは思わないが、決して嫌いではない一杯である。

 

その「やまちゃん」の支店が銀座にオープンしたことは随分前から知っていたのだが、上記の理由で訪問したことは無かった。

 

しかし昼時に東銀座で仕事が終わったら行かない訳にはいかないでしょう！

 

看板メニューの長浜ラーメン。

 

うん、実にオーソドックスである。

ややスープがヌルイのが気にはなったが普通に旨い。

 

そして博多ラーメンといえば欠かせないのが替玉である。

 

細麺バリカタの食感を損なわないアイデア、これは完全に食文化の域である。

そして熱々の麺が投入されることで温くなったスープも復活するのだ。

 

ああ、無限替玉ループ地獄から抜け出せない！

 

という訳で血圧高めで塩分摂取量を慎むように医者から厳しく言われているものの、替玉地獄に終止符を打つためについスープを飲み干してしまうのである。

 

いや～、久し振りの正統派博多ラーメン、旨かったなぁ。

 

しかし旨い博多ラーメンを食う度に、俺は決して東京で食すことの叶わない薬院駅前の八ちゃんラーメンへと思いを馳せてしまうのであった。

 

嗚呼、もう何年食べていないのだろう？

 

満足するために食事をするのだが、そのことで却って満たされぬ思いを強く認識してしまう。

 

これが俺があまり博多ラーメンを食べない理由でもある。