さらば、湾フグ!…7/28野毛屋

釣りには行きたいのだが、行きたい種目が見当たらない。
毎週のように釣りに行っていると、たまにはこんな時もある。
 
迷った末に選んだ種目は4週連続の湾フグ。
ここまで集中してやったことはないのだが、13尾釣った翌週には1尾と撃沈し、その翌週は周りは釣れてるのに自分は釣れず3尾に終わり、自分自身訳が分からなくなっていたので、色々確かめたい思いもあった。
 
 
この日小潮周りでエビタイ船が休みの為フグ船は2隻出し、比較的空いていたエビタイ船第二忠丸の右舷トモ三番手に釣座を構え、出船を待つ。
 
暑い。物凄く暑い。
タックルの準備を済ませ、早速お茶でも飲むかとクーラーを開けると、
「!!!」
無い!
なんと夏の釣りの命綱である飲み物を忘れてきてしまったのだ!
 
慌てて船を飛び降り近くのコンビにへ駆け込む。
 
危なかった!死ぬところだったぜ!
 
しかしこの日の俺は生物学的には命拾いしたのだが、別の意味で完全に死亡したのだった…。
 
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キャプテン勇治専用チェア。最近腰痛が酷いのでこの椅子に座りながら釣りをしているという。そんなに腰が痛いのなら無理して釣りせずに操船に集中すれば良いと思うのだが、偉大なる師の前でそんなことは当然口にだせないのであった・・・。
 
 
【釣果】
7時15分出船、15時10分沖揚がり

外道:サバフグ、シロギス、イイダコ、ヒトデ

 
【タックル】
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:Abu Garcia Salty Stage REVO BJ-L
ライン:PE1号

 
【本日の総括】
ボ、ボ、ボ、
ボウズ~~~~~!
 
ついにやってしまった!って初めてじゃないんだけど…。
 
アタリが殆ど無いってのもあったけど、気分を変えてMISAKI製アルゼンチンアカエビ用カットウを始めて使ってみたのだが、慣れないカットウを使って何かが合っていなかったのかもしれない。
いや、只の言い訳なんですけど。
しかし“釣れなかった理由を探す”というのも大事なことだと思うのだ。(自己正当化?)
 
まあこれで良いオチ(全然良くないけど)がついたので、これにて2012年白子狩りは終了!
次回いつフグを釣りに行くかは定かではないが、この日かなりの数リリース・サイズのチビ・ショウサイが釣れていたので、もしかすると数年ぶりに秋の“選りフグ”が本格化するかもしれない。
この恨みは沢山釣ることでしか晴らせない。
 
本日をもってひとまず湾フグとの訣別を宣言するものの、俺が再びフグ船上の人となる日もそう遠い日のことではないかも知れない。
 
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ボウズの後って心なしか風景も哀愁を帯びて見える。