アレルギー性フグ釣行…6/24千倉「千鯛丸」

GWは僅か3尾の撃沈に終わり、リベンジを目論んだ前回予約時は荒天であえなく出船中止。
 
三度目の正直で爆釣期待の千倉フグ釣行に地元の友人(仮にA君)を伴って出撃!
 
当日朝にセットしたはずの目覚ましが鳴らないハプニングがあり(俺のスマートフォンではこれが稀にある)、それでも幸運なことに起床予定時刻の30分後に何故か目が覚め、なんとか4時35分に千倉港到着!
焦った!
 
そんなドタバタがあれば、全然釣れませんでしたってオチに終わってしまうことも流れ的には在り得るが、この日の千倉フグは本来のポテンシャルを存分に見せ付けてくれた。
 
航行5分の港口から実釣開始。
すると大・中混じりでポンポンと釣れてくる。
最近の湾フグではあり得ない爆釣が早くも始まった。
 
イメージ 1
 
しかし開始2時間後ぐらいから思わぬ敵に悩まされることとなる。
 
鼻炎発作、大爆発。
 
スギとヒノキ花粉に人一倍敏感な感じやすい俺の心と身体、しかしこの時期に船上で突然アレルギー反応が起こるなんて!
 
止まらないくしゃみとサラサラの鼻水、そして徐々に目の痒みまで。
何に反応しているのかは分からないが、症状は正にスギ全盛期の花粉症のそれである。
 
意識はボーっとし、頭痛がドンドン激しくなる。
 
もう何尾釣ったのか全くわからない。
 
小型は全てリリースした上、「えええ!それも逃がしちゃうの~?」と船長にマイク・アナウンスされるような中型もリリース。
外道で釣れたカワハギもリリース。
 
リリース、リリース、リリース祭りだぜ、ハクション!
 
余りの症状の酷さに、俺は一刻も早く帰りたくなっていた。
 
【釣果】
5時出船、11時沖揚がり
ショウサイフグ???尾(持ち帰り30尾)
外道:カワハギ
 
【タックル】
ロッド:エアボーン・スティック30T-200
リール:カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1号
 
【本日の総括】
マジ何尾釣れたかわからね~。
それでも持ち帰りは実に30尾!
充分である。
 
ただ惜しむらくは4尾釣った30センチ・オーバーの特大サイズは全てメスで、巨大白子の確保には失敗してしまった。
 
更に残念なことが。
ほぼ満船だった千鯛丸、魚を泳がすバケツに余裕がなく、釣れた魚を片っ端から放り込んでいたバケツが酸欠状態に陥ったのか沖揚がり時には結構な数の獲物が絶命しかかっていた。何尾かは完全に死んでいたと思う。
恐らくそのせいだと思うのだが、帰宅してから料理したところ腐ったような悪臭を放つ激マズ個体が結構混ざっていた。
外海のフグは湾フグより身質/旨味は落ちるとは思っていたが、そんなレベルではない不味さ!
 
やはり弱ってきたフグは放置しないでクーラーで氷漬けにしておくべきであった反省。
沢山釣れると獲物の扱いがぞんざいになりがちだが、これは気を付けねばなるまい。
 
イメージ 2
イメージ 3
 
ところで謎のアレルギー症状、2,3日尾を引くような劇症だったが、原因は何だろうか?
 
あの日千倉沖では北東の風が吹いていた。
なんとなく原因物質は福島から飛来していたのではないか?という気がしないでもない。