Difficult To Cure(治療不可)…4/28千倉「千鯛丸」

「俺は漁師じゃないんだから、数釣りには興味が無い。」
 
な~~~んつって普段はロマンティックなことを申しておりますが、
 
4/1(日) 小網代・丸十丸カワハギ船→強風の為早揚がり、ボウズ
4/7(土) 金沢八景・野毛屋アオリイカ船→本命ボウズ
4/15(日) 金沢八景・野毛屋アオリイカ船→本命ボウズ
4/22(日) 金沢八景・野毛屋エビタイ船→ボウズ
 
おい!4月は俺の聖なる誕生月なのに、全く狙った獲物が釣れてないじゃないかよ!
 
壊れ易い俺のガラスのハートは粉々である。
癒し系の釣りをやって砕け散った心を寄せ集めて修復しないと、私は自らの命を絶ってしまいかねないのでございます。
 
そこで仕事もそこそこに会社PCでGW初日の釣りの傾向と対策を練っていると(あ、仕事をさぼっている訳では無いのです。人並み外れて仕事が出来る上にスピードも速いので、余った時間で調べ物してるだけなんです。本当です。信じてください。)千倉の千鯛丸が今年初めてのショウサイフグ船を出すという。
 
「これだ!」
 
千倉のフグは、我が釣り種目ポートフォリオに於いて最もリスクの少ない釣りである。
昨年8月に乗船したのが最後だが、その時は50尾以上釣れて暫くフグを見るのも嫌になった。
千倉で他にフグを狙う船はなく、シーズン初出船となれば場荒れもしていないだろうし、お腹を空かせたショウサイフグちゃんたちが俺のアオヤギを待ち焦がれているに違いない。
水温も18度まで上がっているというし、白子も混じっちゃうかな、ウヒヒ。
トラフグも混じっちゃったりして、ウフフ。
 
アハハ。
ウワーハッハッハ!
 
これで一気に釣り運回復だ!
ガス代も高速代も嵩むけど、俺は千倉まで走るぜ!
イメージ 1
 
 
【釣果】
5時20分出船、12時沖揚がり
ショウサイフグ3尾
外道:ウマヅラハギ、シコイワシ
 
【タックル】
ロッド:エアボーン・スティック30T-200
リール:カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1号
 
【本日の総括】
癒し系爆釣種目をチョイスしたというのにまさかまさかの返り討ち!
人生置きに行くと失敗するという好例をまたしても作ってしまった。

普段は澄んだ千倉の海は、前日までの雨の影響で土茶濁り。
フグさんの活性は異常なまでに低かった。
そしてボウス続きでフグさん以上に活性の低い俺の誘いは見向きもされなかったのであった。
 
なんなんだ、この悪い流れは?
なんなんだ、この高い壁は?
 
どうすれば流れを変えられるのか、どうすれば壁を越えられるのか、皆目見当がつかないのであった。
 
俺に出来ることは、攻め続けることだけだ。
 
そうだ、全てが始まったあの場所に復讐に行けばいいのではないか?
 
帰りの車中で翌日の予定がおぼろげに見えてきた。
イメージ 2