The new standard・・・トナリ丸の内店

イメージ 1

イメージ 2

有楽町駅午後3時。

すっかり昼食を摂りそびれてしまった。

何を食べるかちょっとだけ思案して、向かった先はトナリ丸の内店。
最近気に入っているタンメンの店である。

ビジネス街の丸の内、3時であればガラガラだろうと思って行ってみれば、なんと5人程が店外に並んでいた。
恐ろしい。
思った以上に人気が高い店であるようだ。

並んでいる間に店員が注文を取りに来るスタイルなので、着丼までの時間は結構早い。
この日はタンメンと餃子のセット、則ちタンギョウを注文。
ついでにこっそり黄金色に輝く炭酸飲料もつけてしまおう。


ところでラーメンのスタンダードが二郎になると、野菜の盛りがラーメンを構築する重要なパーツになってしまう。
トナリのタンメンは店内の貼り紙によると450g(だっけ?)もの野菜が乗っているという。
マシコールは出来ずとも、ジロリアン諸兄も納得の盛りであろう。

更に無料トッピングの生姜も加えれば鉄壁の野菜パラダイスである。

スープの味はタンメンというよりチャンポンのような濃さで塩分含有量は相当多そうだが、大量の野菜に加え生姜の風味が爽やかな後味を残し、まるでヘルシーであるかのような錯覚を覚える。
浅草開花楼の太麺との相性を考えれば、スープにこのレベルのパンチを求めるのも至極納得できる。

厚めの皮に肉肉しい餡がギッシリ詰まった餃子は、「皮は薄く、餡は野菜タップリ」という餃子が標準の家庭に生まれ育った俺の好みとはベクトルが異なる。
しかし野菜タップリのタンメンに乗せるチャーシューの代わりをこの餃子がはたしていると認識すれば、これはアリなのではないかと思えてきた。

発想を変える柔軟性は時として非常に重要だ。
それが仕事であれ、餃子であれ。