二週連続・・・9/24羽田かみや
いつでも目標は5枚だったカワハギがシーズン初戦で16枚釣れて、新しい竿のお陰なのか、俺が何かを掴んだのか気になって仕事が手につかなかったので、2週続けて羽田かみやのカワハギ船に乗って真相を確かめに行くことにした。
その日の16枚という釣果は18人の乗船者の中で上から数えて4番目という、常に壮絶なスソ争いを繰り広げてきた哀愁のカワハギ・アングラーである俺には、今まで絶対に有り得なかったことなのだ。
その日の16枚という釣果は18人の乗船者の中で上から数えて4番目という、常に壮絶なスソ争いを繰り広げてきた哀愁のカワハギ・アングラーである俺には、今まで絶対に有り得なかったことなのだ。
この日の乗船も16名と盛況で、改めてカワハギ人気の高さが窺い知れる。
敷居が低く、奥が深く、体力は使わず、食べて美味しい。アジやサバと違って魚屋で見掛ける事も少ない。
まあ沖釣りのターゲットとして人気があるのも当然と言えるのかもしれない。
敷居が低く、奥が深く、体力は使わず、食べて美味しい。アジやサバと違って魚屋で見掛ける事も少ない。
まあ沖釣りのターゲットとして人気があるのも当然と言えるのかもしれない。
この日のポイントも勿論竹岡沖。
多くの船が集まってはいるが、タチウオ船団のように密集している訳ではなく、薄く広く拡がっている感じ。
つまりはカワハギも群れを成しているのではなく、広範囲に散らばっているということなのだろうか?
多くの船が集まってはいるが、タチウオ船団のように密集している訳ではなく、薄く広く拡がっている感じ。
つまりはカワハギも群れを成しているのではなく、広範囲に散らばっているということなのだろうか?
この日はベタ底は外道の活性が非常に高かった為、外道をかわす為に激しく竿を動かす釣りをメインに組み立てたのだが、それが完全に裏目に出た。
穂先のガイド間が短いこの竿、雑に激しいタタキを入れると穂先に道糸が絡むトラブルが多発するのだ!
そして絡んですぐに解けば勿論何の問題も無いのだが、集中力が切れてて絡んだ事に気付かずにタタキ続けてると、ガッチリと道糸が結ばれてしまったりする。
そして絡んですぐに解けば勿論何の問題も無いのだが、集中力が切れてて絡んだ事に気付かずにタタキ続けてると、ガッチリと道糸が結ばれてしまったりする。
そんなタイミングで潮周りの合図があったりして、焦ってもガッチリと結ばってしまったPEは容易には解けず、さりとて大勢の同船者の方々に迷惑をかけるのも嫌なので(時にはモラリストなのだ)、止む無く道糸カットに追い込まれたりした。
まるで初心者のようなミスをおかしてしまった自分自身に対して激しく萎える。
まるで初心者のようなミスをおかしてしまった自分自身に対して激しく萎える。
悪いことは重なるもので、根掛かりも多発し仕掛けとオモリを2組ロスト。
こうなってしまうとガラスのハートを持つ繊細な中年の俺は心が折れてしまうのだった。
釣れない釣りは慣れている。
でも不甲斐無い自分は嫌いなのだ。
でも不甲斐無い自分は嫌いなのだ。
・・・と書けば「結局3枚で終了」となるのが昨シーズンまでの俺だ。
ところがこの日はそんな自己嫌悪と闘いながらのショッパイ釣りを展開したのにまたまたツ抜けの11枚ゲット。
16人中ツ抜けは8人だったので悪い成績ではない。
16人中ツ抜けは8人だったので悪い成績ではない。
う~ん、やはり竿かぁ・・・。
【釣果】
7時30分出船、14時40分沖揚がり
カワハギ11枚
(外道:ベラ、トラギス、キュウセン)
7時30分出船、14時40分沖揚がり
カワハギ11枚
(外道:ベラ、トラギス、キュウセン)
激しくたたくと絡むから、途中から誘い下げの釣り方オンリーで通した。
下げてる途中でアタリを感じたらそのまま着底してタルマセてから聞き上げる。
下げてる途中でアタリを感じたらそのまま着底してタルマセてから聞き上げる。
これで釣れる魚だけを相手にした。
テクニカルな面でもメンタルな面でも反省点ばかり残る釣りになったが、考えてみればツ抜けしたことなんて今までにそう何度も無いので上出来ではないか?
いくら感度が良くても掛けられない魚は掛からないのだが、エサが取られた事がハッキリと分かるだけでも無駄な時間を減らしてより数多くの魚と勝負出来ている訳だからそれだけでもメリットだ。
勿論カワハギが悩める釣りであることには変わりはないが、アタリを感知出来る数が飛躍的に増えたおかげで悩みの質は変わったと思う。
そしてある程度の数釣れなきゃ満足出来る味にならないハギチリ鍋も2週続けて極上品にありつけることが出来た。
新たな課題と新たな目標、そして美味しい料理。
間もなく沖釣り4年生に進級する俺は、ここに至ってようやくカワハギと真摯に向き合う決意をした。
間もなく沖釣り4年生に進級する俺は、ここに至ってようやくカワハギと真摯に向き合う決意をした。