インスパイア系万歳・・・蒲田「レバーランド」

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「インスパイア系」という言葉は二郎から始まったのだろうか?

よくわからない。

しかし本流があって亜流があるのは何も食事に限った事ではない。
何事につけイノベーターとは常に模倣されるものだ。

しかし本流が是で亜流が非という極端な二元論は個人的には馴染まない。

時間的・物理的制約から本流に触れる事が叶わない時に身近に高品質の亜流があれば、代替行為的に本流への欲求を満たす事が可能だったりもする。
これは精神衛生上も非常に有意義なことである。

しかし全ての亜流がこのように有益である訳ではない。
亜流が有益たる為には、本流への崇高な敬意が必要とされるからだ。

リスペクトの無い亜流、それは表面をなぞっただけなので、ブームに乗れば束の間の成功を得ることが出来るかもしれないが、スピリットが無ければ馬脚を現すのは時間の問題である。


さて、渋谷のもつ焼き店「はがくれ」は最高に旨い店だが、「遠い、予約不可(4人集めれば可)、量多い」という三重苦で一人では、もしくは二人でもなかなか攻めることが難しい店である。

この店は何を食べても旨いのだが、特製タレとウズラのタマゴが入ったレバ刺しはオリジナリティが高く、異様に旨く、ここでしか味わうことの出来ない極上の一品だ。

・・・。

まさかそのインスパイアが蒲田で食べられるとはね。

しかもビールは赤星だしね。

インスパイア、万歳。