2011年元旦

最近読んだ本によれば、英語にもフランス語にもドイツ語にも「忘年会」に該当する単語は無いらしい。
このことは、欧米人にとっては時間というものは切れ目無く続く1本の線のようなものであり、我々日本人(と一部東アジア圏の国)においては時間は節目で区切ることが出来るという、そもそもの時間に対する概念の違いが根底にあることを現しているようだ。

年を忘れる。

一年の計は元旦にあり。

うん、日本人で良かったと思う。


そもそも信心とは無縁な生き方を貫いてきた俺だが、2010年に“本厄”というものの恐ろしさを身をもって学んでしまい、先人の知恵というか親の教えというものは蔑ろにするものではないとつくづく思ったのであった。
だから2011年は0時0分丁度、正に年が明けた瞬間に生まれて初めて“厄除けのお守り”なるものを買ってみた。(なんてったって後厄ですから!)

さあ、2011年である。
当たり前だがまた一つ年をとるし、人生という名の右肩下がりの宿命からは逃れる術もない。

しかし「今年は去年より充実した一年にしたい」と心の底から思うし、その努力もしたいと思う。

'''納得の出来る仕事をして、美味しい酒を飲んで、楽しい釣りをする。'''
願いはそれだけである。


さて、ここをご覧下さっている皆様、新年明けましておめでとうございます。
ブログというツールを通じて形成される関係性の面白さや有難さが最近わかってきた気がしております。

今年もマイペースで無用な記事を書き続けていく所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。